議員報酬、1割削減へ 三重県議会が条例改正案を提出

三重県議会は27日の2月定例月会議本会議に、議員報酬と政務活動費を削減する条例改正案を提出した。削減する予定だった議員定数を戻したことによる負担増の解消が事実上の目的。既に実施している旅費の削減を含め、総額で約1億1千万円の削減につながる見通し。来月15日に採決し、可決されれば改選後の5月から適用する。

条例改正案は、議員の報酬を月額で1割削減し、1人当たり74万7千円とする。1月あたりの政務活動費も月額で3割減とし、議員分と会派分を合わせて1人当たり23万1000円とする。

議会経費削減に関するプロジェクト会議(下野幸助座長、10人)が前田剛志議長の意向を受け、昨年9月から削減に向けた検討を進めていた。14日の議会改革推進会議に案を報告し、承認された。

県議会は今回の削減とは別に、視察などをした議員に支払う旅費も1月から削減している。この旅費を含めると、今回の条例改正案によって1億1400万円の議会経費が削減される見込み。

一方、県議会は4月の県議選から議員定数を6減の45とする予定だったが、再び51に戻した。これによって増える議会経費の負担は、今回の削減分とほぼ同額の1億1600万円に上る。