伊勢 たくさんの「顔」知って 政治家、尾崎行雄の企画展 三重

【尾崎のさまざまな年代の顔写真や解説が並ぶ会場=伊勢市川端町の尾崎咢堂記念館で】

【伊勢】三重県伊勢市にゆかりある政治家、尾崎行雄(1858―1954年)の「顔」にスポットをあてた企画展「尾崎行雄の貌(かお)―95年の人生を追う」が、同市川端町の尾崎咢堂記念館で開かれている。尾崎の幼少から晩年の顔写真や顔にまつわるエピソードを通し、その生涯を伝えている。3月10日まで。月曜休館。

尾崎は幼少期を伊勢市で過ごし、同市などを地盤に明治―昭和期に政治家として活動。トレードマークといえるひげをたくわえた顔がイメージされることが多い。

企画展では、同館所蔵の写真20点余りを展示。父、行正と並んだ13歳ごろの写真、慶応義塾の学生時代の写真、普通選挙運動の先頭に立ち演説する政治家としての顔、私生活での柔らかな表情など、尾崎のさまざま顔と時代ごとの活動を見ることができる。鼻が上を向き、出っ歯だったことにコンプレックスを感じていたというユニークなエピソードも紹介している。

同館では「時代ごとの顔写真や記録から、尾崎という人間のたくさんの『顔』を知ってほしい」としている。