家畜伝染病「豚コレラ」の感染が拡大している問題で、三重県は25日、汚染の可能性が否定できないとして国の監視対象となっていた県内5農場のうち1農場の監視が解除されたと発表した。
県によると、この農場は1月27日、豚コレラが発生した大阪府の農場と同じと畜場に出荷。感染源との接触が疑われるため、1月28日―今月24日まで監視対象となり、移動の自粛などが求められていた。
25日に農場の豚30頭を抽出し、血清抗体検査など3つの検査を実施した。いずれも陰性だったため、国が監視対象の設定を解除した。
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