人で不足には女性ら活用を 名古屋で中小企業経営者セミナー

【講演をする中小企業基盤整備機構高田坦史理事長ー名古屋市中村区名古屋の名古屋マリオットアソシアホテルで】

中小機構中部本部は22日、名古屋市中村区の名古屋マリオットアソシアホテルで「中小企業経営者のための経営セミナー」を開催し、中小企業基盤整備機構高田坦史理事長が講師を務め、「ゴーイングコンサーン~今こそ未来に向けたアクションを~」をテーマに講演し、中小企業経営者約90人が参加した。

高田理事長はまず日本経済の現状について、「人口の減少で生産力や需要が不足し、為替の影響で価格競争力が落ち、効率の悪い生産性が原因で停滞している」と分析。中小企業が直面している課題として人手不足、生産性の向上、事業承継の3点を挙げ、対応策を解説した。

人手不足には女性、シニア、外国人材の活用に加え、若者が住みやすく働きやすい地域づくりすること、生産性向上にはIoT、AI、ロボットなどを活用する一方、海外など成長市場への進出努力すること、事業承継には後継者の育成に早期に取り組むと同時に、売上・利益の拡大やSDGs(国連で採択された持続可能は開発目標)への対応によって企業価値の向上を図ることが重要とした。

高田理事長は参加者に、「PDCAを繰り返し行うことでスパイラルアップを図り、永続する企業を創り上げて欲しい」とエールを贈った。