亀山 貴重な江戸期ひな人形公開 関宿の大井邸、御殿雛や立ちびな

【江戸時代のひな人形を公開している大井さん=亀山市関町中町の自宅離れで】

【亀山】旧東海道関宿街道沿いの大井裕雄さん(86)=同市関町中町=は、自宅離れで江戸、明治、大正、昭和、平成時代のひな人形を公開している。「東海道のおひなさま亀山宿・関宿」開催期間中の3月3日まで。

大井家は、江戸時代から昭和50年まで屋号「博愛堂」として代々医者の家系。安政2(1855)年に建てられた木造一部中2階建ての離れには、江戸時代の和紙に刺しゅうを施した「立ちびな」や、京都御所に見立てた「御殿雛(びな)」が飾られている。御殿雛は木製の御殿をその当時のまま再現している。

展示中のひな人形はいずれも大井家に代々伝わる人形。大井さんは「江戸期から平成の人形を見比べ、楽しんでもらえれば」と言い、「貴重な人形ばかりで保存に気を使います」と話していた。