粥占、今年は「豊作」 鈴鹿の椿大神社 祈年祭と厄除大祭 三重

【松葉を苗に見立てた田植えの所作で豊作を祈る御鍬神事=鈴鹿市山本町の椿大神社で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市山本町の椿大神社(山本行恭宮司)は21日、今年の五穀豊穣や国家の繁栄、国民の幸福を祈る祈年祭と除災招福を祈願する厄除大祭があり、氏子や厄年の崇敬者らが参列した。

祈年祭は内拝殿であり、苗に見立てた松葉を使い、田植えの所作で豊作を祈る特殊神事の御鍬神事やみこによる祭祀舞「椿宮」の奉奏などがあった。今年の豊凶を小豆粥で占う粥占神事は「豊作」の結果が出た。

厄除大祭は外拝殿であり、獅子神御祈祷神事を奉納。獅子舞と笛や太鼓による四方はらいの舞で、参列者の無病息災を祈念した。祭典後、外拝殿前で天地と一年間の邪気をはらう大的弓神事があり、山本宮司が14本の矢を次々と射放った。

氏子総代会の伊東正之会長(90)=同市山本町=は「神社に奉仕する立場として、今年も世のために尽くしたい」と話していた。