山林への建設残土監視を 紀北町長に銚子川漁協が要望 三重

【北牟婁郡】銚子川支流の又口川近くの三重県尾鷲市南浦の山林に県外から建設残土が運ばれているとして、銚子川漁業協同組合の役員4人は20日、紀北町役場を訪れ、尾上壽一町長に又口川の監視を求める要望書を提出した。

県によると、問題の場所では、県内業者が景観法に基づく届出書を提出し、昨年10月に県が工事の許可を出した。計画によると、建設残土を搬入して約8千平方メートルの用地を造成し、木材ストックヤードと再生可能エネルギー施設を造る。平成35年3月に完成予定という。

要望書では「監視カメラの設置や定期的な水質検査を行い監視することが必要」としている。

同漁協の脇昇組合長(75)は「大雨が降ると、濁水や土が又口川に流出し、漁業に悪影響を及ぼす恐れがあるため、要望書の提出を決めた」と話した。

尾上町長は「お互いが情報を共有し、場合によっては水質検査を実施したい」とした。