東京五輪で豚PRしたい 明野高が畜産JGAP取得報告 全国初 三重

【全国の高校で初の畜産JGAPを取得した明野高畜産専攻の生徒ら=伊勢市の県立明野高校で】

【伊勢】三重県伊勢市の県立明野高校は20日、同校で農畜産物の生産工程の安全性を証明する「畜産JGAP」の認証を全国の高校で初めて取得した報告会を開いた。

養豚に取り組む畜産専攻の3年生4人がGAPチームを立ち上げ、昨年4月から始動。作業をマニュアル化し、薬品類や労働の安全管理、畜舎の防疫対策で衛生管理を徹底するなど取り組んできた。共に取得を目指してきた県立相可高校松阪牛専攻と同時に1月29日付で認証された。

生徒らはGAP認証が東京五輪の選手村で提供される農産物の調達基準になっていることから、「今後は、東京五輪での食材提供に向け、自分たちが育てた豚の肉をPRしたい。多くの人に畜産に興味を持ってもらいたい」と発表した。

上村慧也さん(18)は「取得して終わりではなく、認証を維持し、取り組みを周りに広める役割もある。後輩たちに引き継ぎたい」と話した。

指導した福永敦史教諭は、「高校生の頑張りが、業界に明るい話題となれば」と述べた。

同校はすでに茶とコメでGAP認証を受けている。