兄の思い胸に甲子園マウンドに 津田学園野球部 前投手が抱負 三重

【櫻井市長(右)から激励された津田学園の前投手=亀山市役所で】

【亀山】3月23日に阪神甲子園球場で始まる、第91回選抜高校野球大会に出場する津田学園高校野球部(三重県桑名市野田五丁目)2年で投手の前佑囲斗選手(17)=亀山市山下町=が19日、亀山市の櫻井義之市長を表敬訪問した。

前選手は、小学1年生からクラブチーム「関パワーキッズ」「津ボーイズ」に所属し野球に励んだ。同大会への出場を決める東海大会では、身長182センチ、体重88キロの右腕から投げる148キロのストレートとスライダーを武器にエースとして活躍した。

前選手は「甲子園に出ることを目標に頑張ってきたのでうれしい。野球部が2年前、全国高校野球大会に初出場した時に、当時投手として甲子園のマウンドに立つ予定だった2歳上の兄がけがで出場できず、兄の果たせなかった思いを胸に抱き、甲子園のマウンドに立つ」と抱負を語った。

母親の千鶴さん(47)は「出場を一番喜んでくれたのは兄」と話した。櫻井市長は「亀山の多くの人が活躍を期待している。エースとして甲子園の晴れ舞台で勇姿が拝見できるのが楽しみ」と激励した。