「伊勢抹茶の生どら焼き」発売 明野高生とローソン共同開発 三重

【三重県食材を使った「伊勢抹茶のもっちり生どら焼」を手にする明野高生ら=伊勢市の県立明野高校で】

【伊勢】三重県伊勢市の県立明野高校食品科学科の生徒とローソンが、県産の小麦粉や伊勢茶を使った「伊勢抹茶のもっちり生どら焼」を共同開発した。19日から、東海・北陸7県のローソン店舗で販売される。

校内で茶の栽培に取り組む食品科学科の1、2年生有志13人が、5月から進めてきた。ローソンの担当者から6回の授業を受けて商品開発について学び、ローソンで売れている商品を分析したり、デザートに関するアンケート調査を実施。生徒らが携わる茶や地元の食材を取り入れ、20代の女性に売れる新しい和菓子を作ろうと、アイデアを出し試作を重ねた。

どら焼きの生地は、県産の小麦粉と市内の乳業メーカー「山村乳業」の牛乳を使い、もっちりとした食感にこだわった。その生地に、伊勢茶を使った抹茶あんと濃厚な生クリームをたっぷり挟んだ。包装デザインは、同校イメージ色の緑を基調に、茶葉の図柄でかわいらしい印象に仕上げた。1個165円で、4万個限定販売。製造は、地元の和菓子メーカー「和菓子の万寿や」が協力した。

18日に同校で報告会があり、生徒とローソン担当者がPR。副代表の2年生岡村光樹(みき)さん(17)は「抹茶好きにはたまらないどら焼き」とアピール。代表の2年生重松想葉(そよ)さん(17)は「売れる商品をつくる大変さを学んだ」と振り返り「仕事で疲れている女性の皆さんに、ぜひ食べてもらいたい」と話した。