熊野市・新年度当初予算案 一般会計124億円 新規事業に世界遺産15周年 三重

【平成31年度当初予算案を発表する河上市長=熊野市役所で】

【熊野】三重県熊野市は18日、平成31年度当初予算案を発表した。一般会計は、前年度比0・4%減の124億661万円。特別会計と企業会計を合わせた予算総額は163億1445万円(0・7%減)となった。25日開会の市議会本会議に提出する。河上敢二市長は「市の人口規模からみて、大型の予算編成にした」と話した。

歳入では、市税が2・1%減の14億7969万円。財政調整基金から9億6929万円を取り崩す。市債は8・3%減の11億7310万円を発行する見込み。31年度末の市債残高見込額は132億3652万円だが、国の交付税措があるため実質的な市債残高見込額は33億円。

新規事業として、熊野古道世界遺産登録15周年記念事業を実施する。市の特産品をPRするため放送局への委託料や熊野古道のPR動画の作成など計2464万円を計上する。

グローバル化に対応した人材を育成するため「ICT(情報通信技術)教育実施事業」に2億5466万円を盛り込んだ。市内の小中学校にタブレット端末とノートパソコンを導入し、教育の充実を図る。

河上市長は「産業振興や集客交流など各分野において、新たな事業に積極的に取り組む」とした。