文化財「関宿」を火災から守ろう 亀山で消防訓練 三重

【放水の実演をする消防職員と消防団員ら=亀山市関町新所のなかよし公園周辺で】

【亀山】三重県の亀山市消防本部は17日、重要伝統的建造物群保存地区に指定されている「関宿」地内のなかよし公園(関町新所)周辺で、消防訓練を実施。同本部や亀山消防職員らのほか、地元消防団、新所地区自治会員など総勢87人が参加した。

訓練は、平成25年に同本部が策定した「亀山市関宿伝統的建造物群保存地区の警防計画」に基づき、同市の貴重な文化的財産「関宿」を火災や災害から保護するため、行政と地域住民の連携の確認と、防火意識の向上が目的。

この日は、関宿街道裏通りのなかよし公園で火災が発生を想定。救助工作車やポンプ車など3台が現場に駆けつけ、消防職員と消防団員らが放水を実演した。住民を対象に消火栓の取り扱い説明会や鈴鹿生コンクリート販売協同組合が、コンクリートミキサーによる簡易水槽への給水訓練もあった。

新所地区自治会の木﨑嘉秋支部長(75)は「関宿は民家が軒を連ねているので、住民一人一人の防火への意識も高い。絶対火災があってはならない」と話していた。