大地震に備え防災意識を みえ熊野古道商工会が意見交換会 三重

【家庭や職場での災害対策について意見を出し合う参加者=紀北町長島のみえ熊野古道商工会で】

【北牟婁郡】みえ熊野古道商工会は15日夜、防災意識の向上を目的とした「災害意見交換会」を紀北町長島の本所で初めて開き、28人が参加した。

初めに、みえ防災コーディネーターの東雅人さん(47)が「この地方で想定される津波被害」と題して講演した。

東さんは国が発表した資料を使いながら南海トラフ地震の発生確率や想定されている地震規模を説明。「10年以内は30%以上、50年以内は90%以上。非常に高い確率で発生すると想定されている」と話した。

同商工会青年部長の東征彦さん(40)は昨年9月に青年部17人が参加した岩手県での災害復興視察研修の様子を説明。

また、同会女性部長の塩谷恵美子さん(65)と副部長の濵田道子さん(58)が昨年10月、大阪府にある津波・高潮ステーションを見学した時の様子を紹介した。

その後、参加者は4班に分かれ、会社や家庭での災害対策について意見交換した。参加者からは「家具を固定する」「従業員と避難場所を共有しておく」などの意見が出ていた。