「新しい私も応援して」 吉田沙保里さん 地元で引退報告 三重

【自身の写真パネルにサインなど書き入れる吉田沙保里さん。右は母・幸代さん=津市役所で】

レスリング女子で五輪3連覇を果たし、1月に現役引退を表明した三重県津市出身の吉田沙保里さん(36)が15日、津市役所と三重県庁を訪ね、あらためて引退を報告した。「33年の競技生活に区切りをつけた。たくさんの応援ありがとうございます」と地元の声援に感謝した。

市役所には午前11時半ごろ、母の幸代さん、兄の栄利さんと来庁。正面玄関で前葉泰幸市長から花束を受け取り、玄関ロビーに進んで市民らにあいさつ。五輪の表彰台で金メダルを掲げる自分の写真など組み合わせたパネルにサインと、「応援ありがとうございました」と書き入れた。

前日のバレンタインデーを意識してか、全身黒の落ち着いた装いに、指先にはハートの模様などが入ったネイルアート。「これからはレスリング以外のことも経験して成長したい。新しい吉田沙保里も応援して」と語り、市内温泉施設の回数券などの記念品を贈った市長に「お返し」としてハンカチとチョコレート菓子を手渡した。