伊勢・有緝小 昔ながらのノリすきに挑戦 地元のノリ養殖学ぶ

【生ノリを木枠に流し込む児童=伊勢市船江の有緝小学校で】

【伊勢】三重県伊勢市で盛んなノリ養殖について学ぶ出前授業が14日、市立有緝小学校で開かれた。5年生の児童らが地元の漁業に理解を深め、ノリすき作業も体験した。

授業では市農林水産課の職員らが、養殖ノリの収穫の様子などを映像で紹介し、収穫から加工の工程を説明。また市の漁業について、高齢化が進み、漁業者の数は680人と、10年前の約半数に減っていると話した。

講義の後、児童らは、市内で水揚げされた生ノリを使って昔ながらのノリすきに挑戦。細かく刻んで水と混ぜた生ノリを、厚みが均一になるように木枠に流し込み、水分を切って乾燥させた。大野蒼唯(あおい)さん(11)は「最後の水切りで少し失敗。乾かして、おいしい板ノリになったらいいな」と話していた。

出前授業は、担い手が減少する漁業に関心を持ってもらおうと、市が毎年希望のあった小学校で開いている。