
【松阪】第三銀行(三重県松阪市京町)は13日、同市中央町の同行教育センターで窓口応対コンクールを開いた。
窓口営業の能力向上を狙い、18回目となる。85人が参加した予選を勝ち抜いた8人が出場。大学進学を控える子どもの教育資金の準備と老後の備えに不安を抱く個人事業主と面談する場面を想定して競った。
開会式で井口篤取締役兼専務執行役員は「お客さまのニーズに寄り沿って金融商品を提案していく窓口のスキルが上がっていくのを毎年感じ、楽しみ」とあいさつ。井口専務ら4人が審査員を務め、顧客の要望を聴き取って的確な金融商品を勧める力を評価した。
出場者は「大学進学には740万円かかるといわれ、一人暮らしだとさらにかかる」と前置きして教育ローンを案内。投資信託で損したと聴くと、「いくつかに分散する、長期運用する、毎月積み立てる、分配金を受け取る」とリスク分散の仕方を説明した。