新図書館、豊橋の事例紹介 亀山再開発向け講演会

【図書館のあり方について講演する田中主幹=亀山市羽若町の市総合保健福祉センターで】

【亀山】三重県の亀山市教育委員会は11日、同市羽若町の市総合保健福祉センターで、JR亀山駅前に建設する再開発ビル内に移転を予定している市立図書館のあり方を考える「図書館講演会」を開き、市民60人が参加した。

講演会は、愛知県豊橋市まちなか図書館整備推進室の田中久雄主幹(51)が「図書館と市民・地域の連携による活動の可能性について」と題して講演。亀山市の服部裕教育長は「豊橋市の新図書館建設に伴う再開発事業は、亀山との共通点も多く、亀山の再開発事業が一歩二歩前進できるよい機会にしたい」とあいさつした。

田中主幹は「豊橋の新図書館の基本理念は、貸本屋ではなく、人と人との交流による生きた知識と情報が行き交う場の創造拠点として、地域と密接につながる図書館を目指している」と述べ、「亀山の理念『学びの場からつながる場』とも共通している」と話した。

亀山市は、JR亀山駅前2ブロック(約1・2ヘクタール)内に市立図書館や商業施設が入る複合ビル(4階建て)と14階建ての高層マンション、商業棟の3棟を建設予定。平成34年3月に完成予定。

一方豊橋市は、JR豊橋駅から約300メートルのショッピングモールなどが建ち並ぶ商業地区一帯(1・5ヘクタール)を、第1種市街地再開発事業として、図書館や商業施設、事務所やマンションを含む24階建て複合ビルを計画。平成30年12月に着工し36年度完成をめどに工事を進めている。