津 一志の唄を映像と共に 語り部の会DVD制作 三重

【出来上がったDVDを紹介する池山さん(左端)らプロジェクトメンバー=津市一志町のJA三重中央歴史資料館で】

【津】三重県津市一志町のガイド団体「一志町歴史語り部の会」(中尾瑛会長)はこのほど、同町で歌い継がれてきた曲を収録したDVD「一志ふるさとの唄」を制作した。閉校になった小中学校の校歌や地域に伝わる小唄、音頭、子守歌など全26曲を映像と共に2年がかりで5枚にまとめた。町内のJA三重中央郷土資料館で毎週土曜日に視聴できる。

同館のガイドをする中で会員が「音楽を流してはどうか」と発案。池山孝一さん(74)ら役員と識者のプロジェクトチームで平成28年から2年かけ、一志町史や県民謡史を調べ、関係者への聞き取りをして町内の歌を集め、地元のピアノ講師や合唱グループらの協力を得て収録した。

小中学校校歌▽音頭・小唄▽子守歌・地搗き唄▽鞨鼓踊り・手踊り▽獅子舞―の5編。映像は池山さんが撮影した記録や風景、奉納行事などを編集した。

23日午後1時から、一志農村環境改善センターで発表会を開いた後、一志総合支所や公民館、一志図書館に寄贈する。発表会の問い合わせは同支所地域振興課=電話059(293)3008=へ。

中尾会長(71)は「語り部の会として次の世代に伝えていきたい」と話す。池山さんは「苦労したがいいものができた。一志町の方に聞いていただき、まだ眠っている曲があれば増やしたい」と来場を呼び掛けていた。