
【鈴鹿】書家の紫舟さんと鈴鹿PRサポーターの芸人ハイキングウォーキングの2人が7日、三重県の鈴鹿市役所で末松則子市長と面会した。紫舟さんは市の伝統工芸品の鈴鹿墨で書いた作品「鈴鹿」を市に寄贈した。
市は昨年12月17日、吉本興業、三十三フィナンシャルグループ3社と市の地域資源を発信する包括連携協定を締結。調印式で紫舟さんは今回寄贈した書を披露し、ハイキングウォーキングの2人は鈴鹿PRサポーターに就任した。
書は横125センチ、縦78センチ。「鈴鹿」の文字で鈴鹿山脈の四季や未来への思いを表現した。
紫舟さんは「鈴鹿は最先端のテクノロジーと伝統文化が共存しているまち。古事記の時代からの古い歴史もあり、次世代に向けどういった書がいいかを考えた」と説明。
末松市長は「力強さと鈴鹿らしさが表れている。いろいろな人に見てもらえるよう展示していく」と述べ、「これをきっかけに鈴鹿市との縁を深めてもらえれば」と話した。
ハイキングウォーキングの松田洋昌さん(42)は「鈴鹿のイメージはバルーンフェスタ、鈴鹿墨。日本酒好きなので『作』をPRしたい」、鈴木Q太郎さん(44)は「鈴鹿の商品は三重テラスでいろいろ買っているのでツイッターなどで上げていく」とそれぞれ意気込みを語った。
末松市長は「今後の活動の中でSNSを活用してがんがんPRをよろしく」と期待した。