県にオスプレイ飛行中止求める要望書 沖縄の米軍基地負担を考える三重県民会議

【オスプレイの飛来中止を求める名嘉眞さん(右)ら=三重県庁で】

米海兵隊の輸送機オスプレイが陸上自衛隊との共同訓練で三重県内に飛来していることを受けて、沖縄出身者や有識者などでつくる「沖縄の米軍基地負担を考える三重県民会議」は5日、県庁を訪れ、オスプレイの飛行中止を求める要望書を県に提出した。

要望書では「オスプレイは開発段階から事故を繰り返し、多数にのぼる死者を出している」と指摘。伊勢市小俣町の陸自明野駐屯地でオスプレイが離着陸することに対して、中止を求める意思表示をするよう県に要望した。

呼び掛け人で沖縄県出身の家具職人名嘉眞正さんら4人が同日、災害対策課の担当者に鈴木英敬知事宛ての要望書を手渡した。県から訓練の内容やオスプレイの飛行ルートの情報を聞き取った。

名嘉眞さんらは提出後に県庁で記者会見し「オスプレイの離着陸に関する情報が県や伊勢市に下りてきていない。飛行予定が分からず、住民からすると不安」と述べた。

防衛省などによると、共同訓練は4―15日に滋賀県饗庭野(あいばの)演習場で実施。海兵隊は明野駐屯地をオスプレイの整備拠点として使用する。2日に3機、4日に1機が飛来した。