尾鷲 10年ぶり「宝来栄」披露 ヤーヤ祭り最終日 三重

【あでやかに舞う髙橋君=尾鷲市で】

【尾鷲】尾鷲市内で1日から開かれている尾鷲神社の奇祭「ヤーヤ祭り」は最終日の5日、市街地を練り歩く道中手踊りや大名行列があり、仮装姿や法被姿の大人や子どもら約800人が華やかな行列や踊りで盛り上げた。新町は10年ぶりに奉納舞「宝来栄(ほいらんえー)」を復活させた。女形の衣装に身を包んだ男児が山車の上であでやかな舞を披露した。

大名行列や道中手踊りの一行は正午ごろ同市林町を出発した。来年の当番町を務める「祷受(とううけ)町」の新町は、宝来栄を披露。踊り子の紀北町立相賀小6年髙橋陸君(12)が「采(さい)」を持ち、大漁音頭に合わせて舞を披露した。山車の周辺には大勢の見物客が集まり、髙橋君の踊りを見守った。

髙橋君は「緊張しているけどうまく踊れている。たくさんの人が見に来てくれてうれしい」と笑顔を見せた。

祭りの当番町の「祷務(とうむ)町」の林町、川原町、坂場町はそれぞれ大名行列を編成。道中では、顔におしろいを塗った「長刀(なぎなた)振り」役の男児が掛け声に合わせてなぎなたを振った。