伊勢 おひなさまめぐりin二見開幕 旅館街に6000体展示 三重

【江戸―昭和初期のひな人形などが並ぶ会場=伊勢市二見町茶屋の賓日館で】

【伊勢】旅館街の91カ所に約6千体のひな人形を飾った「おひなさまめぐりin二見」が4日、三重県伊勢市二見町の夫婦岩表参道一帯で始まった。3月10日まで。

初日のオープニングセレモニーが二見老人福祉センターで開かれ、地元の二見浦保育園の3―5歳児73人が、ひなまつりの歌やかわいい踊りを披露。元宝塚歌劇団の宇月颯さんが金烏帽子(えぼし)と桃色の装束姿で登場し、開会を盛り立てた。

主会場の一つ、国の重要文化財「賓日館」では、江戸時代から昭和初期の年代物のお雛様など約千体がずらり。天皇代替わりに合わせた「皇室雛」の展示では、皇太子ご夫妻のご成婚時の衣装を再現したひな人形など4組が並んだ。また、神宮御用材の残材で着物を仕立てた親王飾りや昭和20、30年代の段飾りなども展示され、観光客らが多彩なお雛様に見入っていた。期間の週末は、手作り雛教室や演奏会、十二単着用体験などもある。主会場6カ所を巡るスタンプラリーもある。

実行委員長の西村ひさ子さんは「1カ月間、町中がお雛様でいっぱいになる。みんなで盛り上げ、一人でも多くの人に楽しんでもらいたい」と話していた。

問い合わせは二見浦観光案内所=電話0596(43)2331=へ。