タクシー料金助成継続を 亀山、市民団体が陳情書 三重

【櫻井市長(左手前)に陳情書と4235人の署名を手渡す林会長=亀山市役所で】

【亀山】市民団体「亀山社会保障推進協議会」の林友信会長ら7人は4日、三重県の亀山市役所を訪れ、本年度末で廃止を予定している「高齢者タクシー料金助成制度」の継続に関する陳情書と4235人の署名も合わせ、林会長(78)が櫻井義之市長に手渡した。

陳情書には、①高齢者タクシー料金助成制度を来年度も継続する②課題や問題点の改善を図ること―以上2点を明記。

林会長は「タクシー料金助成制度に変わる制度として昨年10月から運行を開始した、新たな制度『乗合タクシー制度』は利用時間や事前予約が必要など、利用者にとって問題点が多い」と述べ、「新たな制度を改善し、利便性のよい制度になるまで、これまでのタクシー料金助成制度を継続してほしい」と話した。

櫻井市長は「4235人の署名を受け止め、最善の判断をしたい」と理解を求めた。

高齢者タクシー料金助成制度は、平成22年度に施行。満75歳以上の市民を対象に年間1万円のタクシー券を配布。1回の乗車で2千円が使用できる。

乗合タクシー制度は、満65歳以上で75歳未満の四輪運転免許証のない人▽満75歳以上―など4項目の条件を満たした人で、市内各地の停留所と公共施設など特定目的地を経路として利用。乗車料金は市内を3ゾーンに区分し、単独乗車の場合は走行距離に関わらず1ゾーン500円の負担となる。利用時間は午前10時―午後3時。事前予約が必須。