金額「本格的予算では」 三重県議会議長、当初案に所感

【当初予算の規模に所感を述べる前田議長=三重県議会議事堂で】

前田剛志三重県議会議長は4日の定例記者会見で「骨格的予算も視野に編成する」とされた平成31年度当初予算案の一般会計が、前年度比で0・54%(約38億円)増の約7006億円に上ったことについて「骨格的ではなく、本格的予算では」と述べた。

前田議長は当初予算案について「知事は未来への希望や安全安心に向けて意気込んでいる。議会としても未来を支えるため慎重に審議したい。任期中は県政発展に全力を尽くし、改選後も当選者には三重の一翼を担う議員として頑張ってほしい」と述べた。

一方、当初予算案の一般会計が約7006億円に上ることには「まだ全貌は明らかにされていないが、金額で言えば骨格的ではなく、本格的予算ではと思う。非常に財政が厳しい中で、政策的な経費も盛り込まれながら編成されたのでは」と述べた。

また、米海兵隊の輸送機オスプレイが陸上自衛隊との合同訓練で伊勢市小俣町の陸自明野駐屯地に飛来したことについては「議会としては政策担当者会議で意見書や請願などを検討することになると思うが、今のところ動きはない。見守りたい」と述べた。

県は先月31日の県議会代表者会議で一般会計の規模を公表。任期満了(4月20日)に伴う知事選を控えていることから「骨格的予算」となる見通しだったが、既に例年の当初予算と同程度の規模となった。県は12日の県議会全員協議会で内訳を公表する。