大紀町 「頭之水」飲み厄よけ 頭之水四方神社で神事 三重

【参拝者の厄災を清める水取神事=大紀町大内山の頭之宮四方神社で】

【度会郡】あたまの神様をまつる三重県大紀町大内山の「頭之宮四方(こうべのみやよもう)神社」(村田正和宮司)で3日、厄よけの伝統神事「水取神事」があった。県内外から約百人が参列し、境内に湧き出る「頭之水」を飲んで1年間の厄災を清め、健康や学力向上などを願った。

同神事は如月神事とも呼ばれ、毎年2月第1日曜日に開催。節分の頃の水は「生きる力を生み出す水」とされ、人間の一生という言葉にちなんで空の一升瓶に頭之水をくみ、9日間にわたって飲み干すと厄や苦を洗い流し、10日目に心願成就されると伝わっている。

村田宮司らが神事を営んだ後、参拝者が順番に頭之水を飲み、容器にくんで持ち帰った。

伊勢市から訪れた60代の女性は「孫の合格祈願に来ました。神事に参加できたし、頭之水も飲んだので今年はいい年になりそう」と話していた。