「伊賀百筆」28号発行 133人執筆、320ページで最多 三重

【「伊賀百筆」第28号】

【伊賀】地域総合誌「伊賀百筆」編集委員会(7人)はこのほど、第28号(税込み1500円)を千部発行した。A5判320ページ。133人が執筆し、これまでで最多ページとなった。

同誌は平成7年に創刊。27年度の三銀ふるさと三重文化賞を受賞している。

今号の特集は「田中善助さん再見」。田中善助(1858―1946年)は伊賀鉄道の前身「伊賀軌道」や伊賀上野銀行、榊原温泉復興を手掛けた実業家。昨秋発足した田中善助翁顕彰会が偉業を詳述している。

福田和幸副編集長の連載「伊賀の文学風土記」は架空の「伊賀近代文学館」を紹介するとともに、「ファクトチェック」として「伊賀市には文学館の萌芽(ほうが)なし」と検証している。

前号から13カ月ぶりの刊行となる。会員に届ける他、伊賀、名張両市の書店でも販売。編集兼発行人の北出楯夫さんは「『発行はまだ?』と問い合わせがあることが嬉(うれ)しい」と編集後記に記し、「現在購読会員は約200人。ぜひ会員登録を」と呼び掛けている。