在宅医療の事例学ぶ 亀山で専門職9人が講演

【在宅医療について講演する中村さん(左)と草川さん=亀山市羽若町の市総合保健福祉センターで】

【亀山】三重県の亀山市と亀山医師会は3日、同市羽若町の市総合保健福祉センターで在宅医療講演会を開催した。約150人が参加し、在宅医療や介護について学んだ。

講演会は、訪問看護師や介護支援専門員、薬剤師など専門職計9人が、事例を通して講演した。岐阜県羽島市のわおん爆笑劇団による「認知症寸劇」もあった。

居宅介護支援事業所「亀寿苑」=同市阿野田町=に勤務する、介護支援専門員の中村光男さん(34)と訪問看護リハビリステーション「こころ」=同市栄町=の代表者で看護師の草川倫子さん(45)の両人は、寝たきり状態で入退院を繰り返し、在宅生活1年半の85歳の男性の事例を紹介した。

中村さんと草川さんは、「いまではつえを突き、歩けるようになった」と述べ、「家族から、『不安もあったが、在宅を選んでよかった』という言葉を聞き、支援させていただくことの大切さを改めて実感した」と話した。

在宅医療とは、医療や介護の支援が必要となった時、各関係機関と連携し、住み慣れた自宅で家族と共に安心して療養生活を送ること。