古地図アプリで津城跡散策 ときめき高虎会がイベント 三重

【古地図アプリを見ながら津城二の丸跡を散策する深見さん(右端)と参加者=津市内で】

【津】古地図のアプリを使って町を散策する催しが2日、三重県津市大門の津センターパレスと周辺であった。藤堂高虎を顕彰するボランティア団体「ときめき高虎会」(小林貴虎代表、会員約70人)が初めて開催し会員や一般30人が参加。スマートフォンやタブレットを手に津城二の丸のやぐら跡を巡り、江戸時代に思いをはせた。

散策を前に、同団体の深見和正さん(58)が「津城は本丸の外側を二の丸が囲む輪郭式の築城」と説明し、二の丸にあった12の平やぐらの特徴を紹介した。

城代家老の屋敷にあった仁右衛門丑寅櫓や、当時の土塁の名残で高低差のある場所などを、現在の地図と古地図とを比較しながら歩いた。

深見さんは伊勢街道に面する2カ所だけやぐらの外壁が白いと指摘し、「街道を通る人に白いやぐらを見せてすごさを表したのではないか」と考察した。

鈴鹿市の峰岸友希さんは「古地図と比べながら歩くのは初めて。地形と歴史が今につながっていて面白い」と感想を話した。