12月の求人、1.68倍 三重県内倍率 前月より微減も高水準

三重労働局が1日に発表した昨年12月の県内有効求人倍率(季節調整値)は、前月を0・01ポイント下回る1・68倍で、昨年1月以来、11カ月ぶりに1・69倍を下回った。雇用情勢は「引き続き改善する中、求人が求職を大幅に上回って推移している」と4カ月連続で判断した。

昨年2―11月まで、県内有効求人倍率は1・69―1・75倍の間で推移していた。昨年の有効求人倍率の年間平均は前年を0・11ポイント上回る1・71倍。年間平均が1・7倍を超えるのは1・77倍だった平成2年以来で、バブル後期並みの高水準となった。

有効求人倍率の全国順位は前回から2つ下げて16位。有効求人数は前月比0・9%(356人)増の3万8909人、有効求職者数は1・5%(351人)増の2万3205人。新規求人倍率は2・34倍で、前月を0・24ポイント下回った。

産業別では、サービス業(前年同月比16・2%減)や建設業(10・9%減)の新規求人の減少が目立った。製造業は3・2%増の1957人だった。県内に9カ所ある安定所のうち6カ所で前年同月を上回った。

同局の担当者は雇用情勢の判断を維持した理由を「有効求人倍率は前月より微減したものの、引き続き高水準を保っているため」と説明。「輸送用機械器具などを中心に製造業の求人が好調」としている。