「津商餅」に新商品 「いがむらさき」練りこみ 三重

【「いがむらさきけいらん」を紹介する生徒ら=津市大門の玉吉餅店で】

【津】三重県津市渋見町の県立津商業高と同市大門の玉吉餅店がコラボする「津商餅」の新商品「いがむらさきけいらん」の販売実習が1日、同店であった。新商品を考案した生徒らが、来客に商品を紹介した。

津商餅は、津伝統の餅菓子「けいらん」をベースに商品の再開発をする取り組み。知的財産を学ぶ3年生の課題研究として、平成26年度から受け継がれている。今回の商品で12品目となる。

近年は地域食材の三重なばなや松阪赤菜などを材料にしている。今回は伊賀市大山田地区で栽培されるヒノナとハクサイの交配種「いがむらさき」に注目。大山田農林業公社の協力を得て同店が商品化した。

こしあんを団子生地で包み、もち米を載せて蒸し上げる従来のけいらんと同じ形だが、生地に「いがむらさき」の葉を刻んで練り込んだ。もち米は葉の先端の紫色の部分を煮た汁で着色している。

生徒はこの日、来客に自作のチラシを見せて新商品を紹介した。高橋来伽さん(18)は「この取り組みで『いがむらさき』を知った。自分たちで考えた商品を実際に勧められる貴重な機会です」と話していた。