津市産イワシで節分を 津かわげで試食イベント 三重

【しちりんでイワシを焼いて来場者に振る舞う西口専務(右端)=津市河芸町の「道の駅津かわげ」で】

【津】イワシを食べて「鬼は外」―。三重県津市河芸町の「道の駅津かわげ」で1日、津市産イワシの試食イベントがあった。同市白塚町の水産加工業「西宗」の西口勲専務(50)らがしちりんで焼いたマイワシの丸干200尾を振る舞った。

津市の白塚漁港はマイワシやカタクチイワシ約1万トンの水揚げがあり同施設で販売する鮮魚や加工品は人気が高い。商品を卸す白塚水産加工業協同組合の有志が昨秋から週1回店頭で詰め放題などをしており、節分前のこの日初の振る舞いを企画した。

西口専務らが施設前に置いたしちりんに10センチほどの丸干を並べ炭火であぶった。香ばしい煙に誘われた来店客が集まり「おいしい。一つ頂戴」と購入につながった。鈴鹿市大池の自営業、樋口千賀さん(66)は「辛くなくておいしい。津市でイワシが取れるのは知らなかった」と感想を話した。

西口専務は「最近は恵方巻きに押され気味だが節分にイワシを食べて邪気をはらう古くからの風習で魚食の普及につなげたい」と話した。