「子どもに達成感」 ランニングバイクを育児活用 SUZUKA産学官交流会 三重

【研究成果を報告する石川准教授(中央)=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】鈴鹿商議所のSUZUKA産学官交流会は1日、子ども向けペダルなし自転車「ランニングバイク」を活用した研究成果を末松則子市長に報告した。

鈴鹿大こども教育学部とモトクロスの小島庸平選手が経営する「フォーティフォー」による産学官連携の取り組み。「モータースポーツ都市宣言のまち鈴鹿」らしい教育を目指して研究を進めてきた。

この日、花井錬太郎副会長ら7人が市役所を訪れ、中心となって研究を進めた鈴鹿大短期大学部子ども学専攻の石川拓次准教授が研究成果を説明した。

市内の園児ら約340人を対象にした体験走行会のアンケート結果では、9割が「楽しかった」、8割が「簡単だった」と答えたと紹介。「子どもに達成感を与えることで、有能性を育める」などと報告した。

研究成果は論文にまとめたほか、分かりやすく説明したパンフレットを市内の幼稚園や保育園を通じて保護者に配布し、ランニングバイクの普及を図る。

末松市長は「子どもたちがモータースポーツに興味を持つ第一歩として、今後の取り組みに期待する」と話していた。