心肺停止の男性救助 お伊勢さんマラソン 医師ら6人に感謝状 三重

【お伊勢さんマラソンでの人命救助で感謝状が贈られた6人と鈴木市長(左端)、野口さん(右端)=伊勢市役所で】

【伊勢市】三重県伊勢市で昨年12月2日にあった「野口みずき杯2018中日三重お伊勢さんマラソン」のレース中、心肺停止で倒れた男性(55)に適切な応急処置を施した6人に30日、市などでつくる実行委員会から感謝状が贈られた。大会長を務めるアテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずきさんも大阪から駆け付け、感謝の気持ちを伝えた。

6人は、伊勢赤十字病院心臓外科医の稲垣順大さん(32)、三重大学医学部附属病院看護師の片本翔子さん(26)、四日市市役所保健師の上畠美佳さん(27)、亀山市立医療センター看護師の駒田江美さん(23)、介護施設「サンヒルズガーデン」職員の宮間博之さん(61)、公益財団法人「修養団」職員の斎田聖生さん(54)。

ハーフマラソンに出場していた6人は、18キロ付近で心肺停止になり倒れた男性に対し、医師の稲垣さんを中心に交代で心臓マッサージを実施。AED(自動体外式除細動器)で心拍や意識が戻った男性は病院に搬送され、無事に退院した。

市役所で贈呈式があり、実行委名誉会長の鈴木健一市長が6人に感謝状を手渡した。野口さんは「的確な救命処置をしてもらい、本当にありがとうございます」と感謝した。稲垣さんは「皆さんで協力し合って救命処置をした。男性が無事に家に帰れる状態になったので良かった」と話した。