尾鷲 「大弓の儀」練習大詰め 奇祭「ヤーヤ祭り」きょう開幕 三重

【神事「大弓の儀」で弓射を務める3人=尾鷲市北浦町の尾鷲神社で】

【尾鷲】白装束姿の男衆がぶつかり合う「ヤーヤ練り」などで知られる尾鷲神社(尾鷲市北浦町)の奇祭「ヤーヤ祭り」が2月1日に開幕する。同神社では最終日の5日に神事「大弓の儀」を営み、弓を放つ「弓射(ゆみゆい)」の大役を務める地元の中学生3人の練習が大詰めを迎えている。

弓射は祭りの当番町である「祷務(とうむ)町」の3町から1人ずつ務める。大役を担うのは林町の尾鷲中2年美濃浦龍翔さん(14)、川原町の同中1年山本大地さん(13)、坂場町の同中1年桑原総司さん(13)の3人。

今月9日から練習を始め、毎日午後7時から同9時まで練習に励んでいる。3人は自身も13歳の時に弓射を務めた日髙俊一さん(52)の指導を受けている。

美濃浦さんは弓道経験者の父太佑さん(34)に指の使い方や構え方を教わり、「本番は全部的に当てられるように頑張りたい」と話した。

山本さんは「構える時に動きを止めることを意識しながら練習したい」、桑原さんは「緊張すると思うが、後悔しないように頑張りたい」と意欲を語った。

神事では14メートル離れた37センチ四方の的に1人14本ずつ矢を放つ。「星」と呼ばれる的の中央を射ると、町を挙げて伊勢神宮に参拝する習わしがある。