松阪市議会 南三重の産業振興牽引 企業立地戦略案 三重

【松阪】三重県の松阪市議会文教経済委員会は31日、協議会を開き、3月に策定する市企業立地戦略案が示された。テーマに「ソフト・ハードにわたる企業立地支援の充実により南三重の産業振興を牽(けん)引」を掲げている。

目標年次は2025年。3年ごとに計画を見直す。

同市を「人口減少が進む南三重における雇用の拠点」と位置付け、強みと弱みが共存していると分析。「南三重の自治体と連携して若者などの人材確保に一体的に取り組む」としている。

企業誘致連携課は「就職で県外に出ていくより、松阪でなんとかせき止めたい」「市内だけでなく南三重の雇用の拠点として松阪をPRしていきたい」と説明。地元高校生や大学生に実施している企業PRバスツアーの対象に保護者も加える検討をしていると話した。

立地ターゲットに航空宇宙やヘルスケアの成長産業を挙げ、「自動運転やヘルスケアなどの分野における研究開発・実証実験などを工場内にとどまらず、松阪市全体をフィールドとして活用できるような支援を促進する」としている。

また、産業用地は「需要予測量計20ヘクタールに対し、現在提供できる面積は約12ヘクタール」で、「供給できる産業用地が著しく不足する」として課題に挙げている。