サミット警備、好評価 三重県警がテロ対策合同研究会

【テロ対策について講演する板橋氏=津市の県総合文化センター多目的ホールで】

【津】三重県警は30日、津市一身田上津部田の県総合文化センター多目的ホールでテロ対策三重パートナーシップ合同研修会を開き、参画機関の関係者ら約350人が参加した。

志摩市を主会場に平成28年5月に開催された主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)を機に、テロ防止を目的に設立された同パートナーシップの研修会として定例で開催。今年は公益社団法人公共政策調査会研究センター長の板橋功氏を講師に招き、「最近のテロ情勢等と対策~2019年・2020年に向けて~」と題して基調講演した。

板橋氏は伊勢志摩サミットの警備を振り返り、「住民への対応など非常にいい警備だった」と評価した。

また来年開催予定の東京オリンピックを控え、今年は天皇陛下御代替わりに伴う各種行事や大阪で開催予定の20カ国・地域(G20)首脳会議やラグビーワールドカップなど全国的に大規模イベントが続くことから警備の需要拡大に伴う人員不足が生じる課題を指摘。「自身もセキュリティー共同体の意識を持って市民の目で安全につなげてほしい」と呼びかけた。

研修会ではこのほか、参画団体による取り組み事例紹介などがあった。