オスプレイ訓練中止を 「九条の会」が三重県に要望書

【記者会見で、オスプレイの危険性を訴える栗田さん(左端)ら=三重県庁で】

米海兵隊の輸送機オスプレイが陸上自衛隊との合同訓練で三重県内に飛来することを受け、県内10団体の「九条の会」は30日、オスプレイの飛行と合同訓練の中止を求める要望書を県に提出した。

要望書は「オスプレイや海兵隊は攻撃用の装備。合同訓練は明らかに自衛の範囲を超えている」と指摘。「駐屯地周辺は学校もある住宅地。住民が危険にさらされる」とし、訓練の中止を求めている。

呼び掛け人の栗田淳子さんら5人が同日、災害対策課の担当者に要望書を手渡した。訓練を実施する饗庭野演習場(滋賀県高島市)であった住民説明会を伊勢市でも開くことや飛行ルートの周知なども求めた。

栗田さんらは提出後の記者会見で「県の情報提供に対する姿勢は消極的。駐屯地周辺の住民はオスプレイの飛来を知らされていない」「そもそも合同訓練は憲法九条に違反している」などと訴えた。

オスプレイの飛来を巡っては、市民団体「オスプレイ来るな!県民の会」が25日に発足し、駐屯地周辺での集会を計画。一方、県は21日に安全配慮などを求める要望書を東海防衛支局に提出した。