尾鷲 長刀振りの天冠飾り完成へ ヤーヤ祭り、制作進む 三重

【天冠飾りを制作する福田さん=尾鷲市中井町で】

【尾鷲】三重県尾鷲市中井町の印章業福田一成さん(58)方で、2月1日から5日間の日程で行う同市北浦町の尾鷲神社の例大祭「ヤーヤ祭り」最終日の道中手踊りで「長刀(なぎなた)振り」役の男児がかぶる天冠飾りとなぎなたの制作が進められている。先月上旬から制作を始め、今月中に天冠となぎなたともに2セットを完成させる。

天冠は、金紙と銀紙を貼った奉書紙を蛇腹折りにし、その上から金紙の家紋を貼り付けたスポンジと、アートフラワーの制作に使う針金を「淡路結び」で編んで取り付けた。なぎなたは丸棒に黒い塗料を塗り重ね、金粉を散らした。刃の部分はヒノキを機械で削り、金属に見えるように銀色のスプレーと赤い塗料を塗った。

福田さんが天冠となぎなたの制作を始めて今年で3年目になる。仕事柄、細かい作業は得意だが、「最初は前年の天冠を借りてきて試行錯誤しながら作った」と振り返る。

「祭りで自分が作った天冠となぎなたを見ると感動する」と福田さんは話し、「なぎなた振りは花形。晴れの舞台で格好良く決めてほしい」と子役にエールを送る。