三重県議選 前川氏が立候補表明 玉城町議

【三重県議選への立候補を表明する前川氏=県庁で】

前川さおり玉城町議(46)=同町佐田=は29日、三重県庁で記者会見し、任期満了(4月29日)に伴う県議選の度会郡選挙区(定数2)に無所属で立候補すると表明した。

前川氏は会見で「がん患者の方から医療の充実を求める声を多く聞き、立候補を決意した」と説明。母が先月、がんで2年間の闘病の末に死去したことも明かした。

その上で、高度な治療を提供する「県立がんセンター」の設立や医療の充実に取り組む強調。医療や保育、介護などの現場で働く人の処遇改善を進める考えも示した。

「南部地域は少子高齢化の対策が求められている。働く場を設けて若い人に移住・定住してもらえるような政策を進めたい」と抱負を述べ、女性の社会参画にも意欲を示した。

前川氏は亜細亜大を卒業後、都内の旅行会社員や伊勢市都市整備部の臨時職員などを経て、平成27年の町議選で初当選し、1期目。3月中にも町議を辞職する方針。

度会郡選挙区には、自民党公認で4選を目指す現職の村林聡氏(41)と、無所属の新人で元玉城町議会議長の中瀬信之氏(63)も立候補する予定で、12年ぶりに選挙戦となる見通し。