伊勢 国交省「手づくり郷土賞」 河崎まちづくり衆が大賞 三重

【勢田局長(左端)から認定証を受けたNPOの高橋理事長(左から2人目)ら=伊勢市役所で】

【伊勢】三重県伊勢市河崎地区の古い町並みを生かしたまちづくりに取り組む、同市のNPO法人伊勢河崎まちづくり衆が、国土交通省の「手づくり郷土(ふるさと)賞」大賞部門に選ばれた。伊勢市役所で28日、認定証授与式が開かれた。

河崎地区は、かつて勢田川の水運を生かした問屋街として栄え、江戸時代には「伊勢の台所」として賑わった。NPOは、平成11年に発足。河川改修によって一時は失われつつあった歴史ある町並みを保全し、まちづくりに生かそうと、古い蔵や商家を再生して店舗などに活用したり、定期的にイベントを開いて賑わいを創り出した。また地元の学生らと連携し、空き家の再生活用に取り組むなど、長年の継続した活動が評価された。

式では、国交省中部地方整備局の勢田昌功局長が、NPOの高橋徹理事長(71)に認定証を手渡し「川と町をうまくマッチングさせた素晴らしい活動。若者とも連携し将来性を感じる」と話した。高橋理事長は「地域の資源を見つけ出し、どう生かすかが大切。活動は継続することで花開く。また新たな気持ちでまちづくりに取り組みたい」と語った。

手づくり郷土賞は、地域文化や自然などを生かしたまちづくりの優れた取り組みを表彰するもので、本年度の大賞部門は全国で3件が選ばれた。同NPOは平成22年に、一般部門で受賞している。