尾鷲 紀伊半島の魅力どう発信 三重県内外8人、プロに学ぶ

【中野さん(左奥)から地元の魅力を発信する方法を学ぶ参加者ら=尾鷲市朝日町の土井見世邸で】

【尾鷲】三重、和歌山、奈良3県の移住に携わる担当課でつくる「紀伊半島移住プロモーション事業実行委員会」は26日、尾鷲市朝日町の国登録有形文化財「土井見世邸」で、会員制交流サイト(SNS)などを使って地域の魅力を発信するための方法を学ぶ養成塾を開き、県内外から8人が参加した。

同実行委員会は、紀伊半島への移住促進や交流人口の拡大などを目的に平成27年度に発足。養成塾は同事業の一環で開いた。

講師は元新聞記者で、市民記者が各地からニュースを発信するサイト「TOHOKU360」を運営する合同会社「イーストタイムズ」(宮城県仙台市)代表の中野宏一さん(34)が務めた。

中野さんは自身が書いた記事を例に挙げ「ニュースはあらゆるところにある。日常の〃おもしろいもの〃に気づき、どう伝えるかが大切」と述べた。記事の書き方について「ニュースは見出しと最初の一段落で9割決まる」「一番伝えたいことを最初に書く」などと説明した。

参加者はポイントを押さえながら「地元の特ダネ」についてそれぞれ見出しを考案。鳥羽市の女性は、午前4時半から海女が井戸端会議をする様子を「目覚ましがいらない町・海女の雄叫びで起こされる町・鳥羽市石鏡町」と表現。中野さんは「実際に生活している人にしか分からない。海女さんの写真があれば完璧」と評価した。

参加者は今後、学んだことを生かし、「紀伊半島魅力発掘隊」として、フェイスブックなどを使って紀伊半島の魅力を全国に発信していく。