アオサノリの収穫ピーク 三重・紀北町特産

【アオサノリを箱に詰める西村さん=紀北町矢口浦で】

【北牟婁郡】紀北町矢口浦で、特産の養殖アオサノリの収穫が最盛期を迎えている。養殖業者の西村友一さん(39)は「12月は海水温が高くて成長を心配していたが、例年通りおいしいアオサノリをお届けできる」と話している。

アオサノリはヒトエグサ科の海藻。同所の養殖アオサノリは「矢口浦のり組合」(川村浩之組合長)に所属する七業者が生産している。香りと色合いが良く高品質のアオサノリが収穫できる産地として知られている。

アオサノリは、船に設置した機械で摘み取り、ノリに付着した汚れを取り除くため塩洗いした後、さらに水洗いする。乾燥後は蒸気を当てて柔らかくし、箱詰めする。

西村さんによると、幅1.2メートル、長さ19メートルの網を270枚設置し、昨年9月に種付けした。出荷作業は4月末まで続き、同組合で約20トンの収穫量を見込んでいる。松阪市の県漁連のり流通センターに出荷した後、全国のスーパーなどで販売される。