尾鷲 ヒロメ水揚げ始まる 60キロ収穫、袋詰め 三重

【収穫したヒロメをビニール袋に入れる関係者ら=尾鷲市大曽根浦の大曽根浦漁港で】

【尾鷲】三重県尾鷲市大曽根浦の大曽根浦漁港で23日、今季初の養殖ヒロメの水揚げがあった。収穫したヒロメは尾鷲魚市場で競りにかける。

ヒロメはワカメに近い海藻で、1メートルほどの1枚葉に成長する。しゃきしゃきとした食感が特徴で、酢の物やみそ汁の具材などに使われる。

ヒロメを同市の特産品にしようと、平成25年に同市と紀北町の漁業者と市町関係者でつくる「東紀州ヒロメ養殖協議会」を設立し、養殖業者の育成や認知度向上に取り組んでいる。

この日は市と県職員らが同協議会会員の世古柳司さん(57)が同漁港沖で養殖する30―40センチほどに育ったヒロメ約60キロを収穫。ビニール袋に入れて重さを量った。収穫は来月中旬まで続き、収穫量は約600キロを見込む。

市水産農林課の担当者は「順調に成長している。地元の人に味わってもらえたら」と述べた。

世古さんは「12月の海水温が高くて思ったよりも少ないが、これからに期待したい」と話していた。