「えごま油」採れました 獣害に強いエゴマ栽培 松阪の直売所で販売 三重

【「えごま油」を示す竹上市長(右)と生産者=松阪市役所で】

【松阪】三重県松阪市内のエゴマ生産者とJA松阪の約10人は22日、市役所で竹上真人市長と面会し、獣害対策で育てているエゴマで作った「えごま油」をPRした。

シソ科のエゴマは獣害被害に遭いにくい。飯南・飯高地域は猿や鹿の獣害が深刻で高齢化も進み、耕作放棄地が増えているため、平成28年度からエゴマ栽培を始めた。23戸が0・5ヘクタールで育てている。

同JAは29年度から、エゴマの実を絞った「えごま油」(95グラム、税込み2500円)を同市松名瀬町の農産物直売所「きっする黒部」で販売している。

竹上市長は「耕作放棄地が増えると余計獣が寄ってきて悩ましい」と話した。同市飯高町森で栽培している宮本里美さんは「獣害が少ない作物を少量でいいからいろいろ作れば耕作放棄地が減る」と述べた。