オスプレイ飛行中止を 共産三重県委員会、県に要請 明野に来月飛来

【記者会見で、オスプレイの飛行中止を訴える岡野県議(右)ら=三重県庁で】

米海兵隊の輸送機オスプレイが陸上自衛隊との共同訓練で2月に三重県伊勢市小俣町の明野駐屯地に飛来することを受け、共産党県委員会は21日、オスプレイの飛行中止を求める要請書を県に提出した。

要請書はオスプレイについて「世界各国で墜落事故を繰り返してきた危険な飛行機。アメリカでは住宅地や自然公園の上空で訓練はしない中、日本での訓練と飛行を認めることは理解できない」と指摘した。

その上で、オスプレイの飛行や明野駐屯地での整備を政府に中止させるよう要求。政府が検討するオスプレイの購入を撤回することや、訓練の詳細な内容を調査して公表することも求めた。

共産党の県議らが同日、防災対策部の職員に要請書を手渡した。岡野恵美県議(共産党、1期、津市選出)は記者会見で「県民は不安を強いられる。平和な暮らしを守るために要請した」と述べた。

一方、県と市は同日、東海防衛支局に対し、オスプレイの安全な飛行などを求める要望書を当初の予定通り提出。県の要望書は飛行の時間帯や高度に配慮し、飛行計画や安全対策などの情報提供を求めている。

この日、福永和伸防災対策部長と鈴木健一市長が森卓生支局長に要望書を手渡した。森支局長は「要請の内容はしかるべき者に伝える。明野駐屯地に現地対策本部を設置し、しっかり対応する」と返答した。