移住先選び、週末に〝お試し〟 亀山で東京の家族 施設や環境チェック 三重

【市指定有形文化財「旅籠玉屋歴史資料館」を見学する角一家4人=亀山市関町の関宿で】

【亀山】紀伊半島を一つのエリアとして三重、奈良、和歌山の3県が移住、定住促進に取り組む紀伊半島プロモーション事業「週末お試し移住」体験ツアーで、東京都武蔵野市から参加した角直樹さん家族4人が19、20日の両日、亀山市を訪れ、市内の商業施設や関宿、鈴鹿峠自然の家天文台「童夢」などを見学した。

4年目となる同事業は、人口減少、空き家対策の一環として、移住・定住を考えている家族、個人を対象に実施。県では、子育て世代家族を対象に亀山と松阪の2市が応募者の中から選定し、それぞれ1組ずつが今回の体験ツアーに参加した。松阪市では12、13日の両日、埼玉県からの家族1組が体験した。

小学3年生の双子の子を持つ角さん(45)は「いまの環境は、子どもが遊ぶ公園も少なくて狭い。将来的に子どもがのびのび育てられる環境のよい所に住みたい。亀山も1つの候補地です」と語った。妻の雅代さん(同)は「気候も東京とはあまり変わらないので、不安はありません」と話した。

角さん一家は、カメヤマキャンドルを材料にキャンドル作り体験や亀山に移住した人らとの交流会で、生活環境など情報を得た。県地域連携部地域支援課の西尾桂主査は「移住者には、雇用や住居などの相談にも協力しながら、定住促進につなげたい」と話していた。