三重県は19日、いずれも津市の10代で、女子中学生と小学生男児のきょうだい2人が新たにはしかに感染したと発表した。2人は15日にはしかと判明した、市内に住む10―20代の男女2人のきょうだいで、同居の家族。
これで県内の感染者は28人となり、感染のきっかけとみられる市内で開かれた研修会の参加者だけでなく、その家族にまで広がった。
県薬務感染症対策課によると、今回新たに感染が分かった2人のきょうだいは研修会には参加していなかったが、先に発症したほかのきょうだいから感染したとみている。
研修会には、県内外から10―30代の男女49人が参加。県外での感染者は少なくとも愛知、岐阜の両県と大阪府で計5人確認されている。