郷土学び「魅力発信へ」 南伊勢町でフォーラム、南勢・南島中生ら成果発表 三重

【ふるさと学習で学んだことや町への思いを発表する生徒ら=南伊勢町五ケ所浦の町民文化会館で】

【度会郡】三重県南伊勢町五ケ所浦の町民文化会館で19日、「ふるさとフォーラム21 中学生の部」があった。南勢、南島中学校の1年生計58人が町民らを前に、ふるさと教育で学んだ成果や町の未来について発表した。

町教育委員会では平成28年度から、ふるさとの良さを知り町に誇りと希望が持てる子どもの育成を目的に、ふるさと教育を実施。小中学生が地場産業を体験する水産学級、地域調べ学習、郷土の偉人を学ぶ河村瑞賢学習などを行い、発表の場として同フォーラムを開いている。

本年度は、これまでの取り組みがキャリア教育の充実や発展に貢献したと評価され、キャリア教育優良教育委員会として文部科学大臣表彰を受けた。

フォーラムでは、両校の生徒らが水産業の現状、町の自然と特産品のミカン、地元に伝わる牛鬼伝説など、自分らが調べ学んだことを紹介。「伝統を受け継ぎ守っていく」「これからも町について調べ、魅力を発信したい」と述べた。

代表生徒は「未来への提言」と題し、海のごみ問題や地場産業の担い手不足など、地域の課題解決や町の未来のためにできることを発表。両校3年生が制作したふるさとPRビデオも上映された。

小山巧町長は「皆さんが調べてくれたことは本当に勉強になった。自分が体験して調べて考えたことを話すことが一番心を打つし、聞く人にもよく伝わる」と講評した。

2月2日には同町村山のふれあいセンターなんとうで、同フォーラム小学生の部が開かれる。