伊勢型紙の文様を紹介 伊勢の資料館 三重

【伊勢型紙の文様を紹介する展示の数々=鈴鹿市白子本町の伊勢鏡資料館で】

【鈴鹿】三重県の鈴鹿市はこのほど、同市白子本町の伊勢型紙資料館で企画展「伊勢型紙と文様5 まるでクイズ!な文様たち」を開き、江戸時代中期から昭和40年代ごろまでの伊勢型紙など、計27点を展示。当時の人たちが身近に楽しんだ文様の数々を紹介した。4月14日まで。

伊勢型紙の文様を紹介する展示の5回目。七福神の恵比寿(えびす)をタイと釣りざお、大黒を小づちで表現した「恵比寿大黒」、杜若と八つ橋で伊勢物語の東下りを連想させる「杜若」など、人や物語に由来する道具などで物語を暗示する「留守文様」の型紙をはじめ、名所にちなんだ文字を楽しむ市指定文化財の「四条大橋」は、文字を文様に取り入れた。錐彫りの文様の中に「四条大橋」の文字が隠れている。

担当の市文化財課では「文様から当時の人々の遊び心や粋を感じてもらえれば」と話していた。