現役ナローゲージ、床からのぞけます 四日市あすなろう鉄道が新車両 三重

【導入するシースルー列車(四日市市提供)】

【四日市】三重県の森智広四日市市長は15日の定例記者会見で、28日から「四日市あすなろう鉄道シースルー列車」を運行すると発表した。床面を透明化したシースルー車両を導入するのはJR四国の観光用の「アンパンマン列車」、千葉モノレールの運転席を透明化した例に次いで3例目で、通勤・通学などで使われる列車としては初めて。

シースルー車両は、モーターが付いていない車両の四日市側に約16㎝×約67㎝の床窓が3枚あり、見どころは、枕木、道床が見えるほか、ナローゲージの車輪が動く様子を見ることができる▽日本で唯一のナローゲージの分岐点を上から眺めることができる▽シースルー列車限定のヘッドマークを装着して走行する―など。28日の内部駅午前7時12分発の列車から運行を開始し毎日運行する。

運行ダイヤは不定期で、事前告知はしないが、1月中に限り市のホームページなどにダイヤを掲載する。乗車特典として、あすなろう四日市駅または内部駅の窓口で当日使用の1dayフリー切符を提示すると、両駅合わせて先着百枚限りで、シースルー列車乗車証明証が発行される。

森市長は「市の魅力の一つで、小さいサイズだが乗り心地が良くあったかい列車なので、一度乗ってみたいという人を増やしていく。枕木などが本当に近くで見れるので、いろいろなイベントを考えて実施し、通勤・通学以外でも多くの方に体験していただけるようにしていく」と述べた。

市は同鉄道の安全確保及び利用環境改善のため、平成27年度から今年度まで全14車両を更新してきたが、車両更新の最後を飾るべく、特別仕様の車両導入を決めた。